1月17日(水)「杉田水脈のヘイトスピーチ・人権侵犯は許さない!」梅田ヨドバシ前集会

活動ブログ
「自民党は差別を許すな」「杉田水脈をやめさせろ」「アイヌヘイトは違法だ」「自民党は目を覚ませ!」と書かれた横断幕を持って

1/17 (水)、梅田ヨドバシカメラ前で、「杉田水脈のヘイトスピーチ・人権侵犯は許さない! 政府・自民党は差別と認め、責任を問え!」と求める集会が開かれました。アイヌ・在日コリアン・琉球/沖縄といったマイノリティの権利のために日頃から活動する方など、約50人が参加し、杉田水脈氏の一連の差別発言や、そうした発言を行う杉田氏を擁護し続ける自民党への抗議の声を上げました。この集会については、さっそく共同通信が記事を出してくださいました。

大椿ゆうこは、直接の参加が叶わず、メッセージを寄せました。

 

大椿ゆうこのメッセージ

寒い中、杉田水脈のヘイトスピーチ・「人権侵犯」は許さない!スタンディング&リレートークに参加されたみなさん、本当にありがとうございます。本日は、この場に参加することが叶わず申し訳ありません。

2024年元日、能登半島をはじめ、新潟県、富山県を大きな地震が襲いました。みなさんの中にも、被災地に大切なご家族や友人がおられる方もいらっしゃるでしょう。お亡くなりになられた皆様に哀悼の意を表すとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。復旧・生活再建、地震の度に人々を不安に陥れる原発からの脱却をめざし、社民党は引き続き尽力していきます。

今回の地震の際にも、残念ながらSNS上では、「外国人窃盗団が能登半島に集結している」などのデマが拡散されました。このような排外主義に基づいた差別的なデマ情報を生み出す背景に、政治家の言動があります。その代表が、自民党の杉田水脈衆議院議員です。今回、過去に杉田議員がブログに書いた、「チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」「存在だけで日本国の恥さらし」などと投稿したことが、札幌法務局と大阪法務局でそれぞれ人権侵犯と認定されました。「人権侵犯」とは、「人間が生まれたときから持っている基本的人権を侵すこと」であり、それに照らしあわせて考えれば、「人権侵犯」という判断は当然のことと言わざるを得ません。

杉田議員はこの発言以外にも、「LGBTには生産性がない」と発言をしたり、性暴力を受けた伊藤詩織さんを中傷する投稿に計25回の「いいね」を押したり、デマ情報を流して労働組合弾圧に加担したりと、差別的な発言は枚挙にいとまがありません。しかしそれでも議員を続けていられるのは、自民党がこの差別言動を容認しているからです。中には、人権意識と良識を兼ね備えた自民党議員もいるでしょう。いると思いたい。1人くらいいてほしいな。しかし、杉田議員を容認し続ける以上、これが日本の政権を担う自民党の姿そのものである、この人たちに政権を任せていたら、日本の人権意識は限りなく後退の一途を辿ることは間違いありません。だからこそ私たちは、杉田議員の言動と自民党を容赦なく、徹底的に批判すべきであると思います。

今の政治に最も欠落している点は、マイノリティー対するまなざしです。社会にはびこる排外主義は、政治家の謝った歴史認識、排外主義を土台に成り立っています。根源は今の政治にあります。大椿ゆうこは、内面化した自らの差別性と向き合うことを忘れず、「あらゆる差別を許さない」その立場で、国会の中で闘います。一緒に、差別のない社会を実現するために声を上げ続けましょう。

参議院議員 社民党副党首
大椿ゆうこ

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