12月14日(土) 社民党の魅力とは? 東京都連合主催のミーティングで徹底議論

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12月14日(土)、水道橋の全水道会館で、社民党東京都連合主催のミーティングが行われました。先の衆議院総選挙に比例東京ブロックから挑戦された桜井夏来さんの司会で、福島みずほ党首と大椿ゆうこが社民党をいかに飛躍させるか等について熱い議論を交わしました。約70人の方が参加され、会場は満席に。会場からも質問の他、激励の言葉をたくさん頂きました。参加して下さった皆様に、心から感謝申し上げます。

議論の国会に

まずは与党が少数になった国会の様子について。福島党首は、「選択的夫婦別姓は、法案を出せば少なくとも衆議院で可決できるようになった。自分たちが通したい政策や法案が通るんだと見せていくのが年明けの通常国会だ」と答えました。石破首相は、選択的夫婦別姓や同性婚等についても、丁寧な話しぶりで答弁するものの、結論は結局「様々な観点から慎重に検討する」と言うだけ。福島党首は、「野党が法案を出して採決を迫らないといけない」との考えを示しました。

大椿ゆうこは、石破首相は岸田元首相と違い、自分の意見を伝えようとしていることが垣間見える瞬間が多々あると変化を語り、「国会内が真剣に議論しようという空気になった。野党側も政権をどう追及するか力量が問われる」との見解を述べました。

人権が全ての土台

「社民党にしか出来ないことは何か?」というテーマについて、大椿ゆうこは「人権の問題をちゃんと言うこと」と回答。入管法やLGBTについての運動には、たくさんの若い方々が来てくれますが、そうした若い皆さんが社民党に期待しているのは人権でブレないこと。「人権はすべての政策の土台になる」としっかりと言えるのが、社民党の魅力の一つだと大椿ゆうこは考えています。その他にも、脱原発を堂々と主張すること、長生炭鉱の問題をはじめ戦後補償の課題に積極的に取り組むことも、社民党だからこそ出来ることです。

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前回の衆院選は厳しい結果に終わりました。なかなか深い政策論議がされない一方、「手取りを増やす」と目先の実利を宣伝した政党が議席を増しました。衆院選後の兵庫県知事選では、SNSの言説を信じた人が、齋藤元彦前知事を再選させ、ネット世論の怖さを実感させられました。なかなか劇的なことが出来ない社民党ですが、福島党首は「縁の下の力持ちとして、政治を良くしていく」、大椿ゆうこは「ネットの論調に流される人もいるが、それがおかしいと思う人に社民党の魅力を知ってもらい、広めてもらうようにする」と、地道な努力をする旨を述べました。

SNSの影響力に注目が集まる今日この頃ですが、大椿ゆうこは、「SNSはどぶ板。選挙前にちょっとやっても票にならない」とし、衆院選を契機にSNSに取り組んだ人には是非それを継続して欲しいと呼びかけました。

会場からは、「がんこに平和というスローガンに忠実に、野党に対しても言うべきことを言って欲しい」という意見が出ました。大椿ゆうこは、「生活が苦しいと感じている人がいるのに、国会で社会保障の充実を求めれば財源がないと言われる。一方、防衛費は財源を問わない。防衛費によって生活が苦しくされているということをどう人々に伝えるか問われている」「能登地震の被災地では、未だに倒壊した建物がそのままにされている。今税金を活かすところは軍拡ではなく、防災のはず」との考えを述べました。

また、「若い人に訴えるため、環境・気候危機のテーマに取り組んで欲しい」との意見に対しては、「毎年猛暑で、低賃金のため冷房費が払えず熱中症で亡くなる人がいる。気候変動は喫緊の課題だ。気候変動で声を上げる若者を候補者にして、議員に育てるような社民党にしたい」と、若者から単に応援してもらうだけでなく、一緒に活動して政治を変えていきたいという思いを話しました。

雇用の問題をブレずに取り組む!

来夏の参議院議員選挙まで後半年です。大椿ゆうこは、「首を切られた時の怒り・虚しさ・悔しさが、政治に関わるきっかけになった。今それが別の人の身に起こっているということに共感しながら、働く人を蔑ろにする社会を変えるという姿勢を崩すことなく訴えていきたい」と決意を述べました。

今や非正規労働者は労働者の4割、フリーランスの方も加えれば母数はとても大きな数になります。その人たちが政治を変えたいと思えば大きな勢力になります。働く人の尊厳を守る社会にしなければならないということは、社民党が長く訴えてきたことです。

社民党は訴えるべきテーマが様々ありますが、大椿ゆうこは特に労働問題にこだわり、参院選まで全力で活動します!

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